過眠症

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過眠症とは

「過眠症」というと、文字だけから判断すると「眠りすぎの症状のこと・・・?」と言いたくなりますが、実はこれは眠りすぎではなく「眠過ぎ」の症状とも言えるものを指しています。


職場などでお昼を食べた後、午後3時頃にひどい眠気に襲われることはありませんか?「食べたものを消化するため、お腹に血液が行ってしまうから」、などという説明を聞いたことがあるかと思います。人により、またその日の体調により眠気を感じる程度には差がありますが、食後しばらくして眠気を感じるのは正常な反応です。しかし、この「過眠症」は、原因はともかくも、食後のように眠くなるのが自然なとき以外にもひどい眠気を感じ、それが慢性的(またはある長期間)続くのが特徴です。


そう言われてみると、「もしかして私の眠気は過眠症?」と思われるかもしれません。実際、どこからが過眠症で、どこまでが異常な眠気なのか、はっきりと区別するのは容易ではないかもしれません。誰でも「耐え難い眠気」と言うのは経験しているはずだからです。過眠症を見分けるには、過眠症の場合、例えば夜更かしをせず充分な睡眠をとる、疲れを溜めないように努力する、といった対策をするにもかかわらずひたすら過度の眠気に襲われる、または気がついたら眠ってしまっていた、という症状の有無を考えてみる必要があります。つまりどんなに眠くて居眠りをしてしまっても、ひどい夜更かしや飲酒のような明らかに原因となるようなことが思い当たるなら、それは過眠症とはかぎらないということになります。しかし過眠症では、たいした理由も無いのに病的な眠気に襲われることが特徴なのです。


誰でも多少の寝不足くらいなら、重要な用事、例えばミーティングや会議の場合、コーヒーでも飲んで目を覚ましてなんとか臨みます。過眠症ではそれができないのです。自分で眠気をコントロールできず、人前で恥ずかしくなるほどウトウトしてしまったり、ひどいときは実際に何分か眠ってしまったりする、というのが過眠症です。


過眠症の原因となるものに、睡眠時無呼吸症候群という、睡眠中に呼吸を止めてしまう病的な症状が挙げられます。またうつ病でも、倦怠感などやる気の出ない状態でひどい眠気に襲われることがある、ということです。

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